お困りごと①害虫
秋は春夏に比べると病気は出にくいですが、この時期、特に注意しなければいけないのがアオムシ・コナガ・ヨトウムシなどのイモムシで、外から飛来するチョウやガが野菜の葉に卵を産みつけることにより発生します。
これらの害虫を放置すると、あっという間に葉を食べつくされてしまいます。
Q.害虫を発生しにくくするポイントは?
害虫は基本外から集まってくるものなので、物理的に防ぐには防虫ネットがおすすめです。
また地植えの場合、育てる作物の周りに雑草があると虫の住みかとなり増えやすくなるため、事前に雑草をなくしておくこともポイントです。
Q.害虫が発生してしまったときは?
秋冬野菜を上手に育てるには、イモムシの被害をくいとめることがポイントです。見つけたら都度取り除くようにしましょう。
虫が苦手な方は、殺虫剤を使うことがおすすめです。それぞれの作物と害虫に対応した商品を選ぶようにしましょう。速く効くもの、効果が長期間続くものなどがあります。
お困りごと②雑草
雑草対策は秋冬シーズンは夏に比べると楽ですが、ガーデニングを続けるうえで重要なポイントです。
Q.雑草を効率良くなくすためのポイントは?
雑草はとにかく「放置は厳禁」です!秋以降冬越しする雑草は地面に張りつき邪魔になりにくいので放置しがちですが、しっかり根づいてしまうと次の春夏シーズンには手に負えないほど繁茂することに…。雑草がはびこる夏前に刈り取るなど、こまめなお手入れがポイント。
畑や庭園でさらに効率良く雑草を減らしたい方には畑や花壇でも使えるタイプの除草剤もあります。
一方プランターの中に生えてきた雑草には除草剤は使えないため、小さいうちに早めに抜くことが必要です。
除草剤には大きく2種類!目的と場所によって適切な商品を選ぼう
- 地面にまいて根っこから効率的に吸わせるタイプ、主に粒タイプ
- 生えてる雑草を狙って直接かけるタイプ、主にシャワータイプ
お困りごと③育てる場所や時間がない
ガーデニングを始めたくてもおうちに庭がなかったり、忙しくてお手入れする時間がない…。そんなお悩みを解決するアドバイスです!
Q.おうちで場所をとらず育てられる野菜・植物は?
実をつける野菜はおうちの中で育てるのは難しいですが、小松菜・リーフレタス・ルッコラなどの葉物野菜は狭いスペースでも一年中育てることができます。
ただし置き場所は窓辺に!あえて種をぎゅうぎゅうに敷き詰めてプランターいっぱいに育てるミックスリーフも一つの楽しみ方です。
その他観賞用であれば、サボテンや多肉植物が手間いらずでオススメ。
Q.お手入れが簡単な野菜・植物は?
忙しい方向けには、水やりが週一ほどで済む小松菜・リーフレタス・レタス・春菊・水菜がこれからの秋冬栽培にオススメです。
種まきから収穫までもわずか1~2か月と、短期間で楽しむことができます。さらに時短したい方は、種ではなく苗から育てるのがオススメ!
果物も実は鉢植えで育てられるって知ってた!?
果物というと地面に植えて大きな木に実がなるイメージが強いですが、実は鉢植えでおうちで栽培することが可能です。鉢植えで小さく育てるほうが実のつきが早くなるという利点も。
さらに一度植えた木は枯れず、花もきれいで香りも良いので、ガーデニング初心者でも楽しむことができオススメ。
秋冬におなじみのみかん・レモン・ゆずなどの柑橘類の栽培も楽しいものです。