前述の通り、「ブラックカード」の「招待」を受けるために必要な年収は明かされていません。
一方、Black Card I 株式会社がMastercard最上位クラスのクレジットカードである「ラグジュアリーカード」の保持者を対象に会員の年収層を調べたところ、全会員の平均年収は「2359万円」ということが分かりました(ラグジュアリーカード調べ)。
あくまで平均年収ではありますが、「ラグジュアリーカード」を保持している年収層の目安はこれくらいになるようです。
また、クレジットカード会社は基準をクリアした顧客を招待しますが、クレジットカード会社から招待を受け取っていても「ブラックカード」に申し込む場合には再度審査が必要です。その際に年収も申告するため、そこでふるいにかけられる可能性もあるでしょう。
まとめ
本記事では「ブラックカード」の概要や「ブラックカード」を持つために必要な年収目安について解説しました。クレジットカードはいずれのグレードでも、その審査基準は公開されていません。
さらに、「ブラックカード」を持つには基本的にクレジットカード会社からの招待が必要です。
「ブラックカード」を所有したい方は、まずはゴールドカードやプラチナカードを利用し、クレジットヒストリー(クレヒス)を育てるとよいでしょう。支払いに遅延なく利用し続けることでクレヒスが育ち、さらに年間の利用額が多い方であれば「ブラックカード」の招待を受けられる可能性があるかもしれません。
出典
Black Card I 株式会社 2022年の新富裕層の消費動向に関する調査(ラグジュアリーカード調べ)(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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