◆もう限界!義理実家に帰りたくない

 昼間はヤンチャ盛りな2人の息子と自然の中で遊び、夜はお正月料理の手伝いや親戚のお酌……。さすがのナミさんにも疲労の限界が来てししまいました。

「なので、今年からは年末は郵便局の仕分けバイトをすることにしたんです。ちょうど長男も塾に通い始めたので少しでも足しにしたいのもあって。で、夫には息子達を連れて義実家に帰ってもらったんです。

 大晦日の年越しを家で1人過ごすのは少し寂しかったですが、久しぶりにお酒を飲んでのんびり過ごしました。バイトは遅くても18時には終わるので、独身の友達と会うこともできましたね」

◆夫から信じられない言葉が!

 久しぶりに1人のお正月を満喫したナミさん。一方、夫は大変な目に遭っていたそうです。

夫から信じられない言葉が!
「1月4日に夫達が帰ってきたんですが、もう見るからに疲れ果ててました(笑)。遊びに行っても長男は言うこと聞かずに勝手にどんどん歩いていくし、次男は裏山でダンボールを滑り台代わりに遊んで何度も山を登らされて筋肉痛になったそうです。

 夜は家でのんびりしようと思ったそうですが、友人に無理矢理誘われて飲みに行ったそうです。それを私はいつも1人でやっているんだけど……と思いましたけれど。でも、夫から『こんなに疲れるとは思わなかった……いつもありがとう』とまさかの労(ねぎら)いの言葉をもらえてビックリ!

『来年は頼むから一緒に来て』と懇願されましたが、1人のお正月を知ってしまいましたからね……どうしようかな~……という感じです(笑)」

 とはいえ、夫から労いの言葉をもらい、まんざらでもなさそうなナミさん。これを機に夫も子育ての大変さを分かってくれるかもしれませんね。義実家に帰省するのが憂鬱……という人は、思い切って夫と子供だけ行かせるのもアリかもしれません。

<文/結城>

【結城】

男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer