暖房器具にはそれぞれ長所と短所があるため、目的に合わせて使い分けることが節電にもつながります。
 
リビングなど広めの部屋を全体的に暖めたい場合には「エアコン」が適しているといえますが、狭い部屋を短時間で暖めたい場合には「電気ストーブ」やパネルヒーターがよいでしょう。
 
手足など局所的に暖めたい場合には、消費電力が少ない「電気ひざかけ」や「こたつ」もおすすめです。エアコンと併用して使えば、エアコンの設定温度を低く保ちながら快適な温度を維持できます。
 
暖房器具を選ぶ際には、「省エネ機能」にも注目しましょう。例えば、人感センサーで気流をコントロールするエアコンは、人の動きを検知して必要なエリアを効率的に暖めることができ、省エネ効果があります。
 

用途に合わせて暖房器具を選ぼう

暖房器具はさまざまな種類がありますが、それぞれ異なる用途に特化しています。消費電力が高い器具でも、効果的な使い方をすることで効率的に部屋を暖めることができます。どのような場所をどのように暖めたいのか、目的に合わせて選びましょう。
 
また、フィルター掃除など定期的なお手入れも暖房効果を高めるため節電効果もより高まります。工夫しながら暖かい冬を過ごしましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 総世帯 四半期
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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