ここからは、暖房の電気代をおさえる方法について解説します。電気代をおさえるためには、以下2つのポイントを心がけましょう。
 

・室温の設定は22度前後を目安にする
・フィルターを月に1~2回清掃する

 
猫にとって快適な温度は、20〜28度といわれています。そのため、最初から高い温度に設定するのではなく、暖房を稼働させる際は、22度前後を目安に様子をみながら設定すると節約につながる可能性があります。
 
ただし、これは愛猫の種類や年齢などによっても異なるため、子猫や高齢猫、持病がある猫などの場合は体調を優先してあげるように心がけましょう。
 
また、月に1〜2回フィルターを清掃することで、より電気代が節約できる可能性があります。
 
経済産業省資源エネルギー庁によると、フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2キロワット)と、そのフィルターを清掃した場合は、年間で電気31.95キロワットアワーの省エネになるとされています。CO2削減量は15.6キログラムで、約990円の節約になる可能性があります。
 

エアコン暖房の電気代は適切な使用と管理で節約が可能

エアコンの暖房費用は、対応畳数によって異なります。そのため、部屋の広さに適したエアコンを選択することが重要です。
 
また、愛猫の種類や年齢などによっても異なりますが、室温の目安を22度前後に設定したり、定期的にフィルター清掃したりすることで、節約につながる可能性があります。暖房の使用方法を工夫することで、室内の温度を快適に保ちつつ、費用の削減につなげられるかもしれません。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー