いざ保育園の見学へ! 当日の持ち物や服装
保育園の見学当日、以下の表を参考にして忘れ物が内容に準備をしましょう。
バッグ | 書類やパンフレットをもらう可能性が高いため、A4サイズの書類が入る大きさがベスト |
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保育園から指定された持ち物 | 園によって異なる |
子供用の外出セット一式 | オムツやミルク、着替えなど |
クリアファイル | 書類をもらった時にあると便利 |
筆記用具・メモ帳 | あらかじめ聞きたいことをメモに書いておく |
スリッパ | 園内を見学する時に園側で用意がない場合もある |
抱っこ紐 | 必要な場合は用意する |
場合によっては、見学へ行った時に子供が在園児と一緒に遊ぶこともあるので、帽子や汗拭きタオルも持っていくと安心です。見学時のママの服装は、動きやすく汚れても問題のない普段着で行くのがいいでしょう。床に座って話をする場合もあるため、スカートは避けて、パンツスタイルでいきましょう。サンダルよりも靴がおすすめです。
保育園の見学で見るべきポイント
保育園の見学では雰囲気はもちろん、ほかにも見るべきポイントはたくさんあります。見学で見るべきポイントを、保育士目線でピックアップしました。
保育の環境
- 子供の人数に対して保育室が狭くないか
- 0歳児と1歳児の部屋が分けられているか
- 日当たりや風通しがいいか
- おもちゃや絵本などが整理整頓されているか、おもちゃの種類は豊富か
- 午睡時のSIDS(乳幼児突然死症候群)対策がしてあるか
- 園庭の有無や近くに公園があるか
- 園の周りの道路は危険ではないか
子供が過ごす保育室の環境はとても大切です。狭い保育室や整理整頓されていない環境は病気にもつながります。また、SIDS(乳幼児突然死症候群)の対策がしてあることも重要なポイントです。午睡時に園児の様子を見回りしているか、うつぶせ寝になった時にすぐにわかる設備になっているかをしっかり確認しましょう。
職員について
- 子供の人数に対して職員数が少なくないか(特に乳児クラスは注意が必要)
- 担任の保育士は有資格者か、無資格者が多すぎないか
- 看護師の配置の有無
- 職員同士の雰囲気が悪くないか、コミュニケーションが上手くとれているか
- 園長先生や保育士は相談しやすそうか
子供の安全に関わる職員の人数は、ホームページ上では多く記載していても、実際は基準よりも少ない人数で保育を行っている園も少なからずあります。また、保育士の雰囲気は子供にも影響してきます。実際に見ないとわからない部分なので見学でしっかり見ておきましょう。
子供と保育士の関わり方
- 子供たちがのびのびと笑顔で遊べているか、保育士の顔色をうかがっていないか
- 保育士が子供に笑顔で対応しているか、しっかり目を見て優しい言葉で接しているか
- 子供が泣いていたりなにかを要求していたりするときに向き合って応えているか
- 乳児クラスでは会話にならなくても子供の声に優しく反応しているか
- 子供のトラウマになるような乱暴な叱り方をしていないか
- 子供に言葉を渡すように、しっかりと目の前で言葉がけをしているか
子供の過ごし方や表情を見ると、その保育園がどのような園なのかがよくわかるため、子供の過ごし方や子供同士の会話に耳を傾けてください。在園児と関わるタイミングがあれば、保育園が楽しいか質問してみてもいいでしょう。また、保育士が子供の近くへ行けるのにもかかわらず、遠くから言葉を投げかけているだけの対応をしていることもあります。子供への言葉がけは子供と保育士や大人との関わりにも関係してくるため、子供に対する言葉のかけ方を見ておきましょう。
給食について
- アレルギー除去食の対応が可能か
- 食育としてなにかを取り入れているか
- 給食室や職員室などに献立表があるか、ある場合はバランスのいい食事ができているか
- 離乳食の進め方について家庭と連携がとれそうか
- 給食の時間を見学できれば配膳時の衛生面に心配がないか
- 食べこぼしがあっても気にせずに子供自身で食べる練習をさせているか
最近は食育に力を入れている園が増えてきています。給食の時間の見学は難しいかもしれませんが、もし見学できるなら給食時の雰囲気も見ておきましょう。
園生活でのパパママの負担について
- パパママ参加型の行事に負担がないか、また参加は必須か
- 使用済みの紙オムツの持ち帰りがあるか
- 保育費のほかに不透明な雑費が発生しないか
- 準備する道具が多すぎないか
保育園へ通い続けるにはパパママに協力してもらう場面が多いです。仕事をしていても負担が少なく信用できる園なら通い続けられるためチェックしておきましょう。
保育内容について
- 保育園の基本方針に違和感はないか
- 英語や音楽など特化した教育があるか
一週間どのようなことをして過ごすかを書いたプログラムを掲示している保育園もあるため、もし見かけたらチェックしてみると実際の保育内容がわかりやすいですよ。
子供に合った保育園を見つけよう
基本的な生活習慣を身につけ、小学校へ入るまでにさまざまなことを考えたり学んだりして、長い年月の間通う保育園。楽しくのびのびと園生活が送れるように子供の性格や家庭の教育方針に合った保育園を見つけましょう。
文/くまねこ(保育士)
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