4.熱川温泉(静岡)
伊豆半島の東側にある温泉地。小さな温泉地ながら湯量が豊富で、温泉街には源泉を管理する温泉櫓(やぐら)が13本もあります。もくもくと湯けむりがあがる様子に、温泉気分も盛り上がるでしょう。泉質は塩化物泉で、ゆっくり浸かるとしっとり保湿効果を感じられます。
海に面して建つ温泉宿も多く、泊まった翌日の朝には、宿のお風呂から太平洋に昇る朝日を眺めるのも良いですね。あるいは日帰りであれば、駅から近い「熱川温泉 粋光」や「熱川プリンスホテル」がおすすめです。
東京駅〜(東海道新幹線36 分〜)〜熱海駅〜(踊り子号46分〜)〜伊豆熱川駅
5.石和温泉(山梨)
石和温泉駅の目の前に広がる温泉地。開湯は1961年(昭和36年)と比較的新しく、なんとぶどう園から温泉が湧き出たという山梨らしいエピソードを持つ温泉地です。
泉質は透明なアルカリ性単純泉。都内からのアクセスの良さもあって、日帰りで訪れる客も多く見られます。駅近くの宿だと、「ホテル花いさわ」や「シャトレーゼホテル石和」で日帰り入浴を受け付けています。
東京駅〜(中央線特急かいじ1時間45分)〜石和温泉駅
6.伊東温泉(静岡)
熱海から在来線で20分強と、伊豆半島の中ではアクセスしやすい温泉地。温泉街のランドマークである昭和レトロな元温泉旅館「東海館」では、土・日・祝日のみ日帰り入浴を受け付けています。
全国的にも有数の湯量を生かし、約150軒もの温泉宿が揃っており、源泉掛け流しの宿が多いのも特徴。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉ですが塩分濃度はそこまで高くなく、肌あたりのやさしいお湯です。
東京駅〜(東海道新幹線36 分〜)〜熱海駅〜(伊東線22分〜)〜伊東駅
7.湯河原温泉(神奈川)
東京から新幹線を使えば最短1時間強、快速や特急電車を利用しても2時間かからずにアクセスできる、便利な温泉地。最寄りの湯河原駅から温泉街までは少し離れていますが、バスが運行しているのでアクセスには困りません。
湯河原温泉の泉質は5種類あり、宿によって異なるので好みの泉質から宿を選ぶのも良いですね。日帰り入浴なら、2021年にオープンした大人向けの日帰りリトリートスパ「湯河原惣湯 Books and Retreat」が特におすすめです。
東京駅〜(東海道新幹線34分〜)〜小田原駅〜(東海道線16分〜)〜湯河原駅〜(バス9分)〜落合橋バス停