大恋愛の相手は、南米旅行中に出会ったオーストラリア人
「親が結婚に反対したのは、相手が外国人だったからなんです。彼はオーストラリア人でしたが、父からは当時『結婚するなら親子の縁を切る!』とまで言われてしまって。向こうの両親は途中から賛成してくれたのですが父は最後まで認めてくれず、私も一人っ子だったので最後は泣く泣く別れることになってしまったんです」
ちなみに、香帆さんが彼と出会ったのは25歳のときのことで場所はボリビア。それまで勤めていた病院を辞め、3か月の予定で10代のころから憧れていた南米旅行をしていたときのことで、二人はたまたま同じゲストハウスに泊まっていたとか。
その際、同宿のほかの旅行者たちと“世界一の塩の湖”で有名なウユニ塩湖へのツアーへ参加。当時はそれほど英語が得意ではなかったそうですが、唯一のアジア人参加者であった彼女のことをすごく気遣ってくれた、優しい彼に惹かれていきました。
「嬉しいことに彼も同じ気持ちで、向こうから告白されて付き合うことになりました。それからは彼が帰国するまでは一緒に旅をして、私が日本に戻ってからは毎日のようにメールをしました。当時は現在のように無料通話が普及する前だったんです。それでも互いの国を行き来したり、ちょうど中間に位置する東南アジアで合流して短期旅行を楽しんだりしていました」
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