◆1匹でも多くの保護猫がお迎えされることを願って
「年齢や、一人暮らしであることを理由に、猫を飼いたいという人を断ってしまうと、その人たちはペットショップでお迎えしてしまいます。
私は1匹でも多くの保護猫がお迎えされることを願っているので、当園では保証人を付けられる限り、一人暮らしの人にも譲渡しています」
大切なのは、保護猫が新しい飼い主と幸せに暮らすこと。愛情を持って適切にお世話ができる人であれば、年齢や家族の人数は問わないというのが齋藤さんの考えです。
「新しい家に迎えられた猫は、もう当園の猫ではありません。あとは飼い主さんを信用するのみです。
しかし、元々は私の下にいた猫で、縁が完全に切れるわけではないのですよね。その猫が亡くなったということをご連絡いただいたり、SNSで知った際には必ずお花を贈ります」
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