◆初めての子猫の飼育に戸惑い

 当時、飼い主さん宅には先住猫がいたことから、子猫は別室で育てることに。名前は「まめ」に決定。これほどまでに小さな猫を保護したのは初めてだったため、ネットで飼育法を調べながら、4時間置きにミルクをあげる育猫生活がスタートしました。

まめちゃん
「最初はスポイトでミルクをあげてみましたが、うまくいかなかったので哺乳瓶を買いに行きました。目が見えていない状態だったので、最初はうまく飲ませられず、難しかったです」

 飼い主さんは両親の協力も得ながら、命を紡ごうと奮闘。体温調節が上手くできないまめちゃんを気遣い、夜の寒さで体調を崩さないよう、寝床の箱には毎晩、湯たんぽを入れて保温。

まめちゃん
 うまく排泄させられないと、お腹がパンパンになってしまうため、排泄の介助は特に気が抜けませんでした。