小畑滋子さんは86歳にして、東京・青山のアパレルショップ「call」の現役スタッフ! 週2回店に出て、お客さまに着こなしのアドバイスをしています。

 小畑さんに服を選んでもらいたくて遠方から訪れるファンも多く、ご自身のおしゃれセンスも抜群! 先日は『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(大和書房)を出版しました。

 そんな小畑さんにセンスを磨くコツを聞きました。

◆「おしゃれのセンス」を磨くためにやっていること

小畑滋子さん
小畑滋子さん
 私が好きなファッションのテイストは、若いころからずっと「スポーティエレガンス」。白、黒、グレー、紺などのモノトーンカラーを中心に、ごくシンプルにまとめます。

 質のよいものを長く着たいので、流行に左右されないオーソドックスなデザインのものを選ぶようにしています。

 シンプルイズベストというと聞こえがいいけれど、それだけだと地味になってしまいますので、ちょっと色を添えたり、インパクトのあるアクセサリーをつけたりなど、ひとひねり。みなさんに「おしゃれ!」と、ほめていただけるのはうれしいですね。

「どうしたら、小畑さんみたいにおしゃれになれるの?」ともよく聞かれます。そこでここでは、おしゃれのセンスを磨くコツをお伝えしようと思います。