審査に落ちたクレジットカード会社への再申し込み。年収が上がれば審査に通りますか?
以前、クレジットカードに申し込みをしたものの、審査に落ちたという経験がある人もいるのではないでしょうか。審査に落ちてから時間が経ち、どうしても該当のクレジットカードを発行したいと考えている人もいらっしゃるかもしれません。   そこで今回は、年収が上がったことで、クレジットカードの審査に通る可能性はあるのかを解説します。クレジットカードの審査に落ちる原因や、審査落ち後に新規発行できた人の割合もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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審査落ちしたクレジットカード会社に再申し込みすると、審査に通る可能性はある

クレジットカードの審査は、さまざまな要素を加味して実施されます。そのため、仮に審査落ちしたとしても、改めて申し込んだ際に通過する可能性は十分にあるでしょう。
 
例えば、当時と比べて年収が高くなったり、勤続年数が長くなったりすると、審査で有利になる可能性があります。株式会社GVが運営する「まねーぶ」によると、「収入の低さが原因で審査に落ちた」と考えている人は4割を占めており、比較的多いようです。
 
なお、クレジットカードの審査に落ちた過去があったとしても、「審査落ち」の履歴は残らないとされています。審査に落ちただけでブラックリストに入る可能性は低いと考えられているため、再審査に影響を与えることはないでしょう。
 

クレジットカードの審査に落ちてしまう原因

クレジットカードの審査に落ちる原因はさまざまですが、年齢が若かったり収入が少なかったりすると、不利になる可能性があるようです。同調査では、「審査に落ちてしまった経験がある人の約5割は20代」と公表されていました。
 
収入も審査に影響を与える要素となっており、審査落ちしてしまった経験がある人のおよそ8割が、300万円以下の年収だったとされています。さらに、勤続年数が3年を下回っている場合も、審査落ちする傾向が見られます。
 
これらの調査結果を総合的にまとめると、30代以降で勤続年数が長く、年収も300万円を上回っている場合は審査に通りやすい可能性があると考えられます。ただし、クレジットカード会社によって審査の基準は異なるため、必ずしも通るわけではありません。
 

クレジットカードの審査も落ちたあとに新規発行できた人の割合