さらに、今後の展望と波及効果として「(前略)私たちが行うクワガタの研究の成果を通して、研究活動の面白さを伝えることで、多くの人々(私の場合は、クワガタが好きな子どもたち)に、このような気持ちを持って欲しい、また、それを大事に育てて欲しい、そう思いながら研究をしています。今回、クラウドファンディングを通して、多くの人に馴染み深いクワガタに関する研究を皆さんと一緒に進めていき、研究活動の面白さを体験して欲しいと願っています」と、コメントした。

今後の研究計画をチェック

今後の研究計画は、4月に研究開始、9月に国内学会で発表。12月には、性決定に関する論文執筆を開始し、2026年9月には国内学会で発表、2026年12月には大顎の栄養応答性に関する論文執筆を開始する。

クワガタムシの「カッコよさ」の源を解明するため、クラウドファンディングに挑戦中の静岡大学理学部・後藤寛貴助教の研究を、この機会にチェックしてみては。

academist:https://academist-cf.com/?lang=ja
プロジェクト名:クワガタムシの「カッコ良さ」の源を解明したい!

(江崎貴子)