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小銭を持っていないときの対応策
急いでバスに乗ったら小銭がなくて困った、という経験は意外と多いものです。このような場合でも、以下の方法で落ち着いて対処しましょう。
■車内の両替機を利用する
最近の多くのバスには、運賃箱に両替機能が付いています。この機能を使えば、1000円札や500円硬貨を小銭に両替できます。ただし、一部の地域や古いタイプのバスでは対応していない場合もあるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
■現金が足りない場合の緊急対応
万が一、現金そのものが不足している場合は、運転手に事情を説明する必要があります。しかし、多くのバス会社では「後払い」制度は一般的ではありません。運転手に正直に事情を伝えることは大切ですが、対応は会社や状況によって異なる可能性があります。
ICカードやキャッシュレス決済が使える場合の便利な支払い方法
近年、バスの支払い方法は多様化しており、交通系ICカードやスマホ決済が普及しています。これらの手段を活用することで、小銭不足の心配を解消できるでしょう。
■交通系ICカードの利用例
SuicaやPASMOといった交通系ICカードを使えば、運賃の支払いはカードをタッチするだけで完了します。都市部の多くのバス路線では、この方法が一般的です。
ICカードは、駅やコンビニなどで簡単に購入・チャージできるため、頻繁にバスを利用する人におすすめです。なお、カードの残高が不足していると支払いができないため、事前に残高を確認する習慣をつけましょう。
■スマホ決済アプリの活用
一部の地域では、PayPayなどのスマホ決済アプリが使えるバスも増えています。スマホ決済に対応したQRコードを読み取ることで支払いが完了します。
アプリはチャージ機能も備えているため、銀行口座やクレジットカードと連携しておくと便利です。小児運賃や障がい者割引を利用する場合は、整理券投入前に乗務員に申し出る必要があるので注意しましょう。
■定期券アプリの導入
最近では、バス定期券をスマホアプリで管理できるサービスもあります。
例えば、東急バスの「バスもり!」アプリでは、スマートフォンから定期券を購入し、画面を乗務員に提示することでバスに乗車できます。ただし、払い戻しには手数料がかかるなど、紙の定期券とは異なる点もあるため注意が必要です。