関西エリアを中心に空き家や空きビルをリノベーションした都市型高級民泊・貸切宿「今昔荘」ブランドを展開する、ファンバウンド。
同社が手掛ける、奈良にある施設「ならまち 蒸風呂邸」では、奈良時代の情緒を楽しめる「からふろ(サウナ)」でのVR体験を提供する新プロジェクトをクラウドファンディングで開始し、超早割プランが初日で完売した。
歴史と現代技術を融合させた斬新な宿泊体験を提供する取り組みにより、同施設は文化遺産を楽しむ新たな観光拠点として注目を集めているという。
歴史と自然を融合した宿泊体験が好評
近年、奈良県では文化遺産の保存活動が積極的に行われており、観光を通じて地域の魅力を伝える取り組みが進んでいるそう。また、コロナ禍が明け、これまで以上に観光需要が高まり、地域密着型の体験型観光が再び注目を浴びている。
特に奈良では、歴史と自然を融合した宿泊体験が観光客から好評価を集めているという。
ファンバウンドが展開する高級民泊ブランド「今昔荘」は、歴史や伝統と現代の快適さの両方を味わうことができる宿泊施設を展開している。
プロジェクト開始後12時間で超早割プランが完売
「今昔荘」は、「現代」と「歴史」を融合させたデザインとサービスが特徴の高級貸切宿ブランド。
今回プロジェクトを実施した「ならまち 蒸⾵呂邸」の個室サウナ内には、ロウリュ設備、そのそばに地下から汲み上げられる水風呂設備、日本庭園が望めるととのいスペースなどを備え、非日常の体験を追求している。露天風呂や各種アメニティ、最新家電、飲料類も充実しており、ほかにはない宿泊体験を実現している。
また、「ならまち 蒸⾵呂邸」は、奈良時代の歴史にちなんだ「からふろ(サウナ)」を備えており、2024年11月~12月初旬にかけて、サウナとVR体験を組み合わせた宿泊プランをクラウドファンディングプロジェクトとして販売した。
プロジェクト開始後12時間で超早割プランが完売し、実際に体験したゲストからは「ヒノキの香りがする個室サウナで体を温めた後、VRで世界中を旅行しながらでこれまでにない“ととのい”時間を過ごせた」との声が寄せられたという。