2024年に実施したクラウドファンディングでは、300名以上の支援者から総額230万円超の支援を達成した。同書は、この熱い期待を受け、妊娠・出産期の女性だけでなく、パートナーや家族、さらには地域や企業の子育て支援活動にも寄与する内容を目指した。

クラウドファンディングの支援者には、2024年末に250冊を先行配布。読者からは「子どもが生まれる人生の変化に関わる全ての人に読んでほしい」「母子手帳とセットで配布されるべき本」「独身でも学びと気づきがありました」などの声が寄せられている。

企業・団体とのコラボや地域イベントなどを予定

マタニティリープでは、著者の地元の自治体、図書館、産院や小児科など、子育て支援関連施設に本の寄贈をスタートしている。

また、今後は、全国の読者が参加できるライブ配信オンラインイベントや、2月には「育休プチMBA」とのコラボイベントを実施予定。そのほか、葉山でのフリーマーケット出展や石川県でのセミナーなどの地域イベント、書籍収録のエクササイズを活用した実践的な体験セッションなどのワークショップを開催予定。地域と全国をつなぐ活動を展開していく。

社会の課題に向き合っていけるきっかけに

「マタニティリープ」という考え方は、個人の成長だけでなく、少子化や妊娠・出産・子育てにまつわる社会的な課題にもつながる。自分自身が主人公となり、困難にも立ち向かう力を持つことで、構造的な問題を少しずつ解決していく。「マタニティリープ」が、社会を変えていくための第一歩として、女性が自分らしく生き、子育てを楽しみながら、社会の課題に向き合っていけるきっかけになることを目指している。

『「わたし」を生きる旅の歩き方 ママのためのリープデザインブック』を読んで、自分らしく充実感を感じながら日々を過ごしみては。

マタニティリープウェブサイト:https://www.maternityleap.com