そんな『SHOWbiz』をめぐっては、チケットの転売問題や鑑賞時のマナーもSNS上で注目を集めていた。今公演は「Ticketアプリ」を利用して入場する方式だったが、チケットの転売が横行していたほか、“座席交換”を行うファンも多かったようだ。
「応援しているタレントが近くを通る席や、立ち位置前の席を狙い、同じように希望するファンと席を交換する人がいたそうなんです。ファン用語で『サイチェン』(サイドチェンジ)と呼び、自分の持っているチケットを、反対側の席にあたるチケットと交換してもらうことを指します。公演期間中、X(旧Twitter)ではそのサイチェン交渉に関する投稿が相次いでいました」(同)
また、SNSを介さずに直接、席に座っているファンに声をかけ、具体的な金額を提示してサイチェンを求める人もいたとか。実際、「『○万で席を変わってください』と直談判された」という報告も複数投稿されている。
HiHi Jets・猪狩蒼弥、「俺の前に俺のファンが多いのは違和感」
タレント側もサイチェンの横行を周知しているのか、最終公演でHiHi Jets・猪狩蒼弥は「最後だから言うけど、俺の前に俺のファンが多いのは違和感がある」などと口にしていたそう。
なお、美 少年・浮所も客席に降りたの際、自分のファンが固まっていることに驚いた様子で、「多いな!」と漏らしていたという。
ネット上のファンからは「猪狩くんが席移動に切り込んだのが面白い」「猪狩くん、よく言ってくれた!」「おかしいってこと、もっと言ってほしい。公演中にあんなに席移動するマナーが悪いライブはない」と猪狩に賛同する反応が寄せられた。
また、事務所側に対し「来年も『SHOWbiz』をやってくれるなら、公演中の席移動の取り締まりを強化してほしい」といった要望も見受けられる。
なお、今回は多数のジュニアが出演していた影響か、目当てのジュニアがステージにいないときは、公演中にもかかわらずスマートフォンを操作する人もいたといい、「すごく嫌な気持ちになった」との投稿も見られる。