大学生日本一と社会人クラブ日本一が対戦し、日本のラクロス最高峰チームを決める「日清食品 presents 第34回ラクロス全日本選手権大会 A1」が、1月18日(土)、東京都調布市の味の素スタジアムで開催される。

女子は初優勝を狙う「早稲田大学」と過去6回優勝経験のある「NeO(ネオ)」、男子は今年2大会ぶりの出場となるラクロス界のパイオニア「慶應義塾大学」と、昨年A1を初めて制し2連覇を狙う「GRIZZLIES(グリズリーズ)」が対戦する。

「ラクロス全日本選手権大会 A1」について

「ラクロス全日本選手権大会 A1」は、学生日本一と社会人クラブ日本一が対戦し、真のラクロス日本一を決める大会。1990年に第1回全日本選手権大会が東京都江戸川区陸上競技場で開催された。第1回は大学生チームのみで行われ、第2回大会から社会人クラブチームが参戦した。

男子は、「FALCONS」が2008年~2019年と12連覇を果たしたが、2021年に22大会ぶりに学生・慶應義塾大学が優勝。女子は、1996年~2011年の16年間クラブチームが日本一を取り続けてきたが、2012年より慶應義塾大、明治大、関西学院大など学生の奮闘が目立つ。2023年度の第33回大会は男女ともにクラブチームが優勝し、男子は「GRIZZLIES」が初優勝、女子は「NeO」が6回目の優勝。

また、大会名称を「A1(ABSOLUTE ONE)」とリブランディングした。

出場チームをチェック

今回の出場チームを紹介しよう。

女子の「NeO」は、2014年創部。「ラクロスから世界へ 〜ラクロス界の第一線で創造し続ける集団〜」をTeam Visionに掲げ、日本の女子ラクロスを牽引している。元・現日本代表選手を多数擁し、選手層の厚さがチームの強み。今年は2連覇、通算7回目の優勝を目指す。

「早稲田大学」は、1987年創部。2022年度は関東学生リーグ1部で2部との入替戦に勝ち、残留。2023年度はブロック4位となった。2024年はリーグ戦で1点差での1敗を喫したものの、他試合は全勝と大躍進のシーズンとなっている。試合を重ねるごとに成長を見せるチームが、その勢いで社会人チームを撃破できるか注目だ。