通勤定期の運賃は平均で12.0%、通学定期は4.9%値上げされます。運賃区分は、切符と同様に幹線に統合されることが決まっています。通勤定期運賃は普通運賃の改定に基づき調査され、6ヶ月定期券については平均割引率が最大5%の見直される予定です。
なお、大学生向けの通学定期運賃については、現在の「幹線」と「地方交通線」の運賃はそのままとなります。東京駅を起点とした通勤定期旅客運賃については図2をご覧ください。
【図2】
(出典:東日本旅客鉄道株式会社「運賃改定の申請について(図2-2)東京駅起点の通勤定期旅客運賃(現改比較) 」)
距離が遠くなるほど、切符と定期券の値上がり幅を実感することが増えまるでしょう。少しでもお得に定期券を購入したい場合は、が現在の割引率よりも高い「6ヶ月定期券」の購入を検討することをおすすめします。
2026年3月からの値上がりに備えよう
東日本旅客鉄道株式会社は切符だけでなく定期券も値上がりするため、安く購入する方法を検討する必要があります。まず、SuicaなどのICカード利用や定期券は6ヶ月分購入するなど、少しでもお得になる方法を試してみてください。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 運賃改定の申請について
東日本旅客鉄道株式会社 各駅の乗車人員 2023年度
東日本旅客鉄道株式会社 各駅の乗車人員 2019年度
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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