セカンドオピニオンを求める際には、注意点があります。
1. 相談する相手の立場や思い
金融商品の販売の有無や相談する相手が、どのような思いで事業をしているかを確認しましょう。本当に親身になって相談に乗ってくれるかどうか、判断する材料になる場合があります。
2. 経歴・実績
相談したい相手に、過去どのような実績があるかなど確認しましょう。
3. なぜ相談する必要があるのか
目的を明確にしておくことが重要です。なぜ第三者に相談しようと思ったか、今加入している保険の気になる点などをまとめておくとよいでしょう。
4. セカンドオピニオンを受ける際の費用
相談料や手数料が発生する場合があるため、予算を考慮して計画を立てることが必要です。
まとめ
保険は、私たちの生活を支える重要な要素です。しかし、その選択が本当に正しいのかどうか、自分ひとりで判断するのは難しい場合があります。セカンドオピニオンを活用することで、専門家の異なる視点から自分の保険を見直し、必要な保障を見極めることができます。
保険の見直しは、ライフステージの変化に応じて定期的に行うべきプロセスです。信頼できる専門家に相談し、セカンドオピニオンを求めることで、より安心して生活するための保険選びができるでしょう。自分自身と家族を守るために、ぜひこの機会に保険の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。
執筆者:廣重啓二郎
佐賀FPオフィス 代表、ファイナンシャルプランナー、一般社団法人日本相続支援士会理事、佐賀県金融広報アドバイザー、DCアドバイザー
【関連記事】
- 「掛け捨ての生命保険は損」って本当?貯蓄性のある生命保険に入ったほうが良いの?
- 結局のところ、生命保険料控除で所得税はいくら減税になっているの?
- 生命保険の「契約者貸付制度」ではいくらまで借りられる? どの保険でも使える?