名実ともに現代の英国を代表するワイナリー「ガズボーン」の今回のセミナーでは、アジア・リージョナル・マネージャーのトム・ロッシュ氏が、英国のワイン事情を現地の情報も交えながら解説する。
当日は、「ガズボーン」のコア・レンジのフル・ラインナップ、スパークリング4種に加え、スタイリッシュなボトルが特徴のイングリッシュ・ロゼ、
さらに、英国史上最高額のワインとして本国でも話題を集めたプレミアム・ヴィンテージ・スパークリングワイン「51°N(フィフティワン・ディグリーズ・ノース)2016」の合計6種類をテイスティングすることができる。
セミナー概要
「ワイン・セミナー for 能登 vol.1」の定員は15名で、参加費(寄付額)は9,900円。参加費は全額、HOME-FOR-ALL「能登のみんなの家」の活動に寄付される。申込は、「WINE plus COLLEGE」の公式サイトで受付中だ。セミナーは英語で、通訳がつく。
「みんなの家」について
「みんなの家」は、2011年の東日本大震災を受けてはじまったプロジェクト。被災地で家を失った人々のために、建築家と住民が対話を重ね、人々が集まり、ともに居心地よく過ごせるもうひとつの家を目指してつくられた。その活動は自治体や全国の企業、団体の支援によって広がり、東北では16棟、地震や水害に見舞われた熊本では、規格型を含む約130棟以上が県主導で建設されている。
「能登のみんなの家」は、「地元の人の想いをかたちにする」「持続可能な自立した建築にする」「能登の文化を未来に継承する」という3つの指針のもと、能登の将来のあり方を見据え、設計者と運営者が一体となって検討、デザインがなされている。
このプロジェクトは、日本財団の「みんなの憩いの場プロジェクト」の助成金を受けて進められている。
珠洲市、輪島市、能登町の3市町において、現在計画中の6棟のうちの1棟「狼煙のみんなの家」(運営:奥能登日置らい)が今年着工予定、残りの5棟も申請採択後に着工となり、2026年までの完成を目指している。