中居が解決金を支払った被害女性については、文春による“第二弾”も報じられ、記事では被害女性がテレビ局勤務時に相談していたとされる同局の女性アナウンサーの名前も記載されるなど、ますます騒動は広がりを見せている。

 ここに来て、フジの局員が女子アナや女性局員大物タレントやプロスポーツ選手、CMスポンサーの酒席に呼んで接待させる“悪しき慣習”も注目を集めているが、その実態を赤裸々に告発したのが、1999年にフジに入社し、12年6月の退社後はフリーで活動する長谷川豊アナだ。

 昨年12月27日にニュースサイト『ピンズバNEWS』に掲載された記事で長谷川アナは、《何十年も前から、ごく当たり前に行なわれてきたのは事実》と接待の事実をあっさり認めた。

 さらに、《以前はいきなり2人きりにされることはなかった記憶があります。盛り上げ要員として女子アナも何人かで行って、そのなかの“おかみさん”的な役割の女子アナが、若手アナとタレントとの距離感をコントロールしてあげるのが通例でした》と具体的なエピソードを証言したのだ。

「長谷川さんは『ピンズバNEWS』の記事の中で、自身も局アナ時代にスポンサーである女性社長との会食に接待要員として呼ばれ、無理やり胸を触らされたことがあることを告白。『FLASH』の取材にも応じ、古巣のフジがHP上で発表した文春の記事を否定する声明に対して問題提起をしています。“フジの悪しき慣習”についてはさまざまな噂がありますが、やはり実際にフジで働いていたOBの発言は重いですよね」(スポーツ紙の記者)

 そんな中、フジの女子アナたちの過去の熱愛報道への関心も高まっているという。

「現役&OGを含めて、フジの女子アナの中には中居さんとや有名プロ野球選手、人気芸能人らとの熱愛が取り沙汰された人も多いですからね。そうしたカップルの中には『“食事会”をキッカケに交際に発展した』と報じられたケースも多く、これが『局員による接待のための食事会だったのでは?』と最注目されているんです」(前出のスポーツ紙記者)