N.U.I.projectが、共感覚が紡ぐ新たな次元、響き合う音と映像の融合LIVE「ライブ・シナスタジア」全3公演を、4月18日(金)・19日(土)、ロームシアター京都 ノースホールにて開催する。

N.U.I.projectについて


N.U.I.projectは、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」をきっかけにメンバーが出会い、拡張していったクリエイティブ・ユニット。即興性とドキュメンタリズムを追求する創作集団で、互いにそれぞれの分野に滲出しあいながら、ダイアローグを重ね、各々が表現として昇華、個を取り払った普遍的なものを創作し続けている。

音と映像を連動して“シナスタジア的空間”を現出


今回、ドラマー・サウンドエンジニアであるTakashi Mori氏と、クリエイティブユニットのN.U.I.projectが、音と映像を連動させることによって、“シナスタジア的空間”を現出させる全3公演の「ライブ・シナスタジア」を開催。N.U.I.projectは、これまで様々なかたちでTakashi Mori氏とコラボレーションしてきたが、今回の全3公演は、それぞれがまったく異なるものになっているという。



Takashi Mori氏は、ドラムプレイヤーであり、サウンドエンジニア・音楽クリエーターで、かつ映像も含めた総合的なプロデュースもおこなう。



自らカスタマイズしたエレクトリックドラム“DrLPS”を使ったパフォーマンスを、映像クリエーター・Masakazu Watanabe氏による音に感応する映像システムとともに“シナスタジア的空間”を演出。

ドラムセットに組み込まれた数々のセンサーや電子パッドが叩いたその瞬間をキャッチし、音と画像に変換されて空間を創造する。

演者と聴衆という関係性をも交錯

ちなみに、公演名にある「シナスタジア(synesthesia・共感覚)」は、“絵画が聞こえる”“音楽が見える”といった、交錯した感覚が自然におこる現象のこと。「ライブ・シナスタジア」では、「観客」の存在を「音」と「映像」に、さまざまに相互作用させることによって、演者と聴衆という関係性をも交錯させることも目論んでいるとのことだ。

全3公演の「ライブ・シナスタジア」