◆明日はどうなるかわからないけど、常に今が幸せ
――金さんはいつもとても、ポジティブな考え方ですよね。そのような考え方は昔からなのでしょうか?
金「そうですね。子供の頃、義務教育が受けられない環境にあったので、14歳で初めてアルバイトをしながら中学校に通いました。その時に『両親はこんなに大変な思いをしてお金を稼いでくれたんだ』と思い、感謝しました。
そんな幼少期を過ごしたからか、嫌な思いをすることがあっても、『お腹いっぱい食べれるからいいか!』と考えてしまいます。もちろん、嫌だなと思うことがあったり、悩んだりもします。ですが、自分が物事にしっかりと向き合っていれば、結果がどうであれ受け入れられると思うのです。
“幸せの形”や“理想”をこうあるべきと作りすぎるから、悩んだりしてしまう。明日はどうなるかわからないのですし、常に今が幸せですからね」
いつもポジティブで前進し続ける金さん。その前向きな生き方や考え方は、ネガティブな気持ちになってしまったときにこそ参考にしたいものです。
<取材・文/まなたろう>
【まなたろう】
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。