4.「飯はまだかね?」「さっき食べたでしょ!」
正解は…
正解は…
「もうろく」でした!
「耄碌(もうろく)」とは、高齢になって頭脳や身体のはたらきが衰えることです。
類語には、「老いぼれる」「ヤキが回る」「老け込む」などがあげられます。
具体的には、物覚えが悪くなり、物忘れが増え、素早く動けなくなります。
「耄碌」の由来
「耄(もう)」には、「酒に酔う」「ぼんやりする」といった意味があり、「老いて更に毛のように細くなる」様子を表すために、「老」と「毛」が組み合わさっているのだとか。
「碌(ろく)」は、石ころがゴロゴロしている様子を表すことから、「つまらない」「値打ちがない」「役に立たないこと」を意味します。
「碌でなし」「碌でもない」「碌すっぽ」といった使い方もします。
第3問は「鄭重」
最後の問題は「鄭重」です。
歴史小説に出てきそうなこの漢字、あなたは読めますか?
1文字目は、見慣れない漢字ですね。
よく見かける2文字目も、実は曲者(くせもの)。「じゅう」とは読みません。
「鄭重」の読み方のヒントは?
1.「鄭重」の読みは、ひらがな4文字です!
2.「これはこれは、御鄭重にありがとうございます」
3.「いつもお世話になっているので、くれぐれも鄭重にもてなすように!」
正解は…
正解は「ていちょう」でした!
「ていちょう」は、心を込めて礼儀正しく手厚く扱うことです。または、注意深く何度も繰り返す入念な様子も表します。
一般的には「丁重」と書きます。「鄭重」と書く場合は、「ていじゅう」と読んでも正解です。
「ていちょう」と「ていねい」の違い
「鄭重(ていちょう)」と似た言葉に「丁寧(ていねい)」があります。ほぼ同義語ですが、両者の意味合いは微妙にニュアンスが違うようです。