奇跡 「どうしてここだけ」

近隣の建物が炎に包まれる中、このレストランが被害を免れたことに対して、多くの地元住民が驚きを隠せない。

「周囲の建物が次々と燃えていく中で、どうしてここだけ無傷だったのか分からない」と話すのは、近隣に住む住民の一人である。ある人は、「これほどの火災で無事でいられるなんて、本当に奇跡だと思う」と語っている。

 

わずか2マイル先は焼け野原

実際、Nobuが無事であったのは、火災が激しい場所から少しだけ離れた場所に位置していたのが幸いしたようだ。

Nobuのオーナーシェフ松久信幸氏は、今回の山火事に関する惨状を自身のSNSで伝えた。マリブビーチ沿いに位置する「NOBU Malibu」からわずか約2マイル(約3.2キロ)先に広がる、焼け野原になってしまった地区の動画を投稿。その投稿に祈りを表す絵文字を添えた。

 

消防隊も尽力

またMailOnlineによると、消防隊がレストラン周辺の防火に尽力したことも被害を免れた要因の一つであると指摘されている。松久氏も、「近隣の被害に心を痛めている」と述べながら、「消防隊の方々には感謝してもしきれない」と感謝の意を表している。

Nobu Malibuにて待機する消防隊員たち(therealnobu / Instagram ストーリーズより)