正解は「てきがいしん」です!
「てきがいしん」という言葉自体は日常的に耳にしますが、漢字は意外と難しいですね。
「愾」という字が「気」に似ているため、今まで「てきぎしん」と読んでいた人も多いかも知れません。
「愾」という漢字は「嘆く・ため息をつく」といった意味と「怒る・恨む」といった意味を持ち、今回紹介した「敵愾心」は、後者の意味になります。
ちなみに「敵愾心」の対義語は「友好的」や「好意的」などです。
できることなら敵愾心など持つことなく、いつも友好的でありたいものですね。
3つ目の漢字は「厠」
「厠」の読み方をご存知でしょうか?
「則」という字が使われていますが「そく」と読むのは間違いです。
とっても身近なものですよ。
知っている方は「あーあれね」とすぐにわかると思いますが…
さて、あなたには読むことができますか?
「厠」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- トイレのことを昔の言葉で言うと…
- 語源は「川屋」だという説も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「厠」の読み方!正解は!?
正解は「かわや」です!
ヒントで紹介したように、昔はトイレのことを「かわや」と呼びました。
由来には諸説ありますが、川の上に建てられた小屋で用を足していたことから「川屋」と呼ばれていたのが語源だと言われています。
現代ではトイレのことを「トイレ」「お手洗い」などと呼びますが、昭和の中頃までは「便所」という呼び方が多く使われていました。
そしてもっと昔にさかのぼると「厠(かわや)」や「雪隠(せっちん)」と呼ばれていたようです。
時代によって同じものでも呼び方が変わるのはトイレに限ったことではありませんが、調べてみるとなかなか興味深いですね。