底面にクッション性があり、床の冷たさを感じにくくなっているので、寒い季節のルームソックスとしてはもちろん、甲が薄めに編まれているので普段の靴にもコーディネートできる。また、軽い登山などのアウトドアシーンまで使用可能だ。
健康管理のために毛刈りを行う
モンゴルにおいて羊毛は、厳しい自然環境に適応した断熱性と耐久性に優れた素材として、古くから人々の暮らしと共にあった。牧畜を家業とするモンゴル遊牧民にとって、羊は昔からとても身近で大切な存在。遊牧民とともに生活しているヒツジは野生動物では一般的に備わっている「季節に合わせて毛が生え変わる機能」を失っているため、毛刈りをしないと伸び続けてしまう。
定期的に刈らないと伸び続けてしまい、熱中症を引き起こしたり、皮膚病になることも。遊牧民にとって大切な財産であるヒツジたちの健康管理のために毛刈りを行う。羊毛を採るため、そして、羊の健康のために毛刈りを行っているのだ。
カラーは6色を展開
ウール靴下のカラー展開は、レッド、ブラック、グレー、マスタード、オリーブ、ライトブラウン。2024-2025シーズンは6色展開となっている。
サイズは、Sサイズ(~23.5cm)、Mサイズ(23.0~25.0cm)、Lサイズ(25.5~27.5cm)、XLサイズ(28.0~30.0cm)。なお、XLサイズはブラック・グレーのみ。価格は1,650円(税込)だ。
自然素材を使用しているため、色やサイズに多少の違いがある場合があるとのこと。洗濯時は手洗いまたはネットを使用し、30℃以下の水で洗濯しよう。天然素材を使用しているため、製造時期によって色に多少の違いがある場合がある。
持続可能な産業の促進に注力
宝島ジャパンは、「大草原を心に描く」をスローガンに掲げ、これまでにモンゴル産の絨毛製品、サジー果実、乳製品などを日本へ・そして世界へ発信してきた。
雄大な大自然に育まれた獣毛製品は、モンゴルの人々の生活や文化、そしてその大地の魅力そのもの。厳しくも豊かな自然を擁するモンゴル国は輸出量の8割を鉱物資源が占めており、一次産品の輸出に依存する経済体制となっている。そのため、モンゴル国では世界情勢や資源枯渇に左右されない、持続可能な産業の促進に注力しているそう。