●共用部分の水道光熱費
●管理人の人件費(常駐する場合)
●植栽の管理費
●管理組合の活動資金
●マンション管理会社への管理委託費
貯める&備える
2025/01/12
4月から初めての一人暮らしを始めますが、家賃のほかに「管理費」という項目が気になります。このお金は具体的に何に使われているのでしょうか?
管理費の金額はどう決まる?
管理費の金額は物件ごとに異なります。その差は、主に建物の規模や設備の充実度、立地条件、そして管理会社のサービス内容によって決まります。大型マンションでエレベーターやオートロック、防犯カメラが完備されている物件では、それらの維持管理に多くの費用がかかるため、管理費が高くなる傾向にあります。
一方で、古い建物や設備が少ない物件では管理費が安く設定される場合が多いです。ただし、管理費が安い物件では、共用部分の清掃や設備の点検が十分に行われていないケースもあるため注意が必要です。ゴミ捨て場が清掃されていない、エントランスが薄暗いなどの不満を抱える可能性があります。こうした点も物件選びの際に確認しておくとよいでしょう。
管理費を理解した上で賢く物件を選ぼう
物件選びでは、管理費の金額だけで判断するのではなく、どのようなサービスや設備が管理費に含まれているのかを確認することが大切です。たとえば、オートロックや防犯カメラが設置されている物件であれば、管理費が高めでもその分安全性が高まるため、安心して暮らせる環境が提供されます。
また、管理費と家賃を合わせた総額を考え、自分の予算と生活スタイルに合った物件を選ぶことも重要です。管理費が高めでも、清掃が行き届いたきれいな共用部分や、便利な設備を利用できることに価値を見出すなら、それは納得のいく支出となるでしょう。ちなみに管理費が家賃の5%~10%の範囲内であれば一般的な金額とされています。
さらに、物件の管理会社がどの程度しっかり管理を行っているかもポイントです。見学時には、共用部分の清掃状況や設備の状態を確認し、管理が行き届いているかをチェックしてみてください。
まとめ
関連タグ