――自宅ではお子さんと遊ぶことも?

ザコシショウ:土日や祝日はしょっちゅう「休みなんだから遊んでよ!」と言われています。YouTubeの動画編集は基本自宅作業なんですが、子どもたちが寝静まってからしかできないです。

◆娘たちには「福山雅治のモノマネ」をせがまれる毎日

ハリウッドザコシショウ
――お父さんが、お笑い芸人という特殊な職業に就いていることを、お子さんもご存じなんですか?

ザコシショウ:知ってますね。うちは地下室があって、そこを編集室やスタジオにしています。そこへ子どもたちを連れて行くと、「じゃあ、私たちが司会をやるから、パパは福山雅治のネタをやって!」と言われる。しかも、子どもは同じことを20回、30回もさせるから、1日に何十回も同じネタをやるので、結構しんどいです……。

あと、子どもたちはテレビもよく観いてます。『逃走中』が好きなんですけど、以前僕が出演したとき、開始10分ほどで捕まってしまって。そしたら、放送後、「なんであんなにすぐ捕まったの!」って怒られました。あと、別の番組で、ネタで過激な発言していたら、「お笑いだから許されるけど、普通にあんなこと言ったらだめだよね」とダメ出しされたりしています(笑)。

【ハリウッドザコシショウ】

1974年2月13日生まれ、静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。「R-1ぐらんぷり2016」優勝。2021~2024年にかけて、同大会審査員を4年連続で務める。SBS(静岡放送)『冠ザコシの冠冠大冠』、MBSラジオ『アッパレやってまーす!』などに出演。ハリウッドザコシショウX (@zakoshisyoh)、公式Youtubeチャンネル「ザコシの動画でポン!」

<取材・文/藤村はるな 撮影/尾藤能暢>