4位:銀閣寺
正式名称は慈照寺(じしょうじ)。もともとは室町幕府八代将軍、足利義政の山荘・東山殿として建てられた建物で、美意識の高かった義政が、生涯をかけて力を尽くし、簡素枯淡(かんそこたん)の美を追及し今の姿に造り上げました。
銀閣と呼ばれる観音殿には銀箔が貼られていたという説もありましたが、そのような痕跡は見つかっていません。銀閣の前に広がる錦鏡池(きんきょうち) を中心とした池泉回遊式庭園は、特別史跡、特別名勝に指定されている景勝地で、西芳寺(苔寺)の庭園を模したと言われています。
5位:八坂神社
”祇園さん”と呼ばれ親しまれている神社。7月に行われる、日本三大祭のひとつ「祇園祭」の舞台としても知られています。全国にある八坂神社の総本社で、とくに厄除けや縁結びのご利益が有名。
参拝は24時間可能です。夜は東大路通りに面する西楼門のライトアップをはじめ、舞殿の周囲に吊るされた提灯にも灯りが灯されます。
6位:平等院
十円硬貨にもデザインされている「平等院」。藤原氏ゆかりの寺院で、世界遺産「古都京都の文化財」を構成する文化財の一つです。
寺院の中核となる鳳凰堂は、中堂を中心に左右対称に造られた、朱色が鮮やかな阿弥陀堂。そして屋根の上で金色に光る鳳凰は、一度はこの目でみたい美しさです。
また平等院と言えば観音堂近くの藤棚が有名。美しい紫色の藤と鳳凰堂が一緒に撮影できることで人気をあつめています。
7位:三十三間堂
長寛2年(1164年)に後白河上皇の命で平清盛が創建した蓮華王院の本堂。南北に約120mの本堂内陣の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、日本一長い木造建築としても知られています。堂内には国宝の中尊千手観音坐像を中心に、表情がすべて異なる1,000体の等身大千手観音立像が並びます。
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