カリブ・ラテンアメリカストリート実行委員会は、2025年で10周年を迎える野外フェスティバル「サルサストリート」を3会場で開催することを発表した。
サルサをテーマに開催する野外フェスティバル
SALSA(サルサ) はスペイン語で、英語でSAUCE(ソース)という意味。
SALSAの語源は、SAL(ラテン語で塩)となっており、このSALという塩に関係する単語は他にSALAD(サラダ)、SALAMI(サラミ)、SAUSAGE(ソーセージ)、SALARY(給料)などがあり、サラリーとは古代ローマで塩を給料として支給されていたことに由来している。
野菜、果物、香辛料などを使用して作られるソース。野外フェスティバル「サルサストリート」は、人間も、ソースのように、文化、人種、国籍、言語、世代、性別などの枠を超え、みんなで混ざって楽しもう、というコンセプトで実施している。
テーマを大切に「楽しい」を感じてもらえるフェスティバルを目指し、「遊園地とテーマパークの違い」と「人の思いを届けること」を意識して開催。
「サルサ(英語でソース)」をテーマに食・音楽・ダンスを通じた国際交流フェスティバルとなっている。
「遊園地」は、ローラーコースター、メリーゴーラウンド、観覧車、お化け屋敷などそれぞれ刺激のあるアトラクションで楽しめることに対し「テーマパーク」は、テーマに合わせて来場者の視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚へ届けることと考えている。
出店ブースや出演者は、カリブやラテンアメリカ諸国に関わりがある、または現地出身者が中心となり、会場内は日本語以外に英語、スペイン語、ポルトガル語などが飛び交っている。