初めてのボーナス! 家族のために使うか自分のために使うか迷っています。何に使うべきなのでしょうか?
2024年から社会人として働き始めて、この冬からボーナスをもらえるという人も多いのではないでしょうか。   初めてもらうボーナスは自分のために使いたいと考えているけれど、「家族にお小遣いをあげるべきか」と考える人もいるでしょう。また、ボーナスの適切な使い道が何なのか把握してない人もいるかもしれません。   本記事では、2024年冬のボーナス支給額の見通しをはじめ、ボーナスの使い道で割合が最も高いものなどをまとめていきます。

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2024年冬のボーナス支給額の見通し

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(東京都港区)の「2024年冬のボーナス見通し」によると、2024年冬の民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)のボーナスは、前年比+2.5%の増加が見込まれているとのことです。
 
なお、1人当たりの支給額は業種や企業によって異なるものの、同調査にて図表1のように伝えています。
 
【図表1】

1人当たりの支給額 前年比
民間企業 40万5573円 2.5%
(製造業) 53万3901円 1.9%
(非製造業) 38万895円 3.0%
国家公務員 70万8200円 5.0%

※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)「2024年冬のボーナス見通し」より筆者作成
 

ボーナスの使い道で割合が最も高いのは「旅行・レジャー」

パーソルキャリア株式会社(東京都港区)が運営する、求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が20~59歳の男女15000人を対象に調査した「ボーナスの使い道ランキング【最新版】」によると、最も多かったボーナスの使い道は「旅行・レジャー」とのことです。
 
旅行・レジャーに続いて割合が高かったのは「生活費の補填」「趣味・娯楽」「交際・外食費」「ローンや借金の返済」「金融商品(投資・資産運用)」「衣料・美容費」といったもので、自分のために使っている人が多いことが分かります。
 
「初めてのボーナスを何に使うべきなのか」という明確な決まりはありません。自分が納得できる使い方をしましょう。
 

年代によって使い道に違いがある