京都大学の映画サークル出身者を中心に、役者、TVディレクター、デザイナーなどの本業のかたわら結成したボードゲーム制作集団・ゲーム工房カコムタクは、人を見かけで判断する参加型展示「偏見プロフィール展」を、吉祥寺永谷シティプラザ1Fのギャラリー永谷で開催する。
また、同展を入場料無料で開催するため、1月7日(火)~2月7日(金)の期間でクラウドファンディングを実施中だ。同展は、招待客、マスコミ、クラウドファンディングの支援者のみ入場可能なプレオープンを3月7日(金)に実施。3月8日(土)〜16(日)で一般向けに開催される。
「偏見プロフィール」のリアルイベント
「偏見プロフィール展」は、ゲーム工房カコムタクの代表作「偏見プロフィール」のリアルイベント。同作は、“人を見かけで判断するゲーム”として『ラヴィット!』『これ余談なんですけど…』など、テレビやYouTubeで話題になったボードゲームだ。
ゲーム工房カコムタクは、「ボードゲームをもっと当たり前のものにしたい」との思いから、同作をモチーフとした「偏見プロフィール展」を開催することに。同集団は、入場無料で開催し、ゲームに興味がない人にも楽しんでもらうことで、ボードゲームを知るきっかけになりたいと考えている。
「偏見プロフィール展」の見どころ
「偏見プロフィール展」では、実在しない人物のAI画像に、みんなで偏見をぶつけていく。
来場者は、「趣味」「誰にも言っていない秘密」「最近笑ったこと」など、お題の項目に沿って、見た目からプロフィールを判断。クラウドファンディングやSNSで事前募集した偏見がデフォルトで展示されており、そこに来場者たちが会場で書いた偏見も足される。
飾られている偏見に共感して楽しんだり、見ているうちに湧いてきた偏見を書いたりしてみよう。
また、偏見だけで書かれたプロフィールをヒントに、お題の人物が誰なのかを推理する投票コーナーも設置。例えば、「苗字が“小川”で、趣味が“サウナ”で、好きなコンテンツが“街録ch”なのは誰…?」というヒントをもとに、ピンと来たAI人物に投票する。