同作のほかに今回初登場したのはジェイソン・ステイサム主演の『ビーキーパー』(1月3日公開)のみで、それ以外は昨年12月公開作品がトップ10内で順位争い中。
12月20日から上映中のアニメーション映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は3週目の週末を迎えて6位となったが、原作ファンに加えて新規ファンも呼び込み、ネット上でも盛り上がりが続いている。
同作は主題歌にSTARTO社所属・なにわ男子の「ありがとう心から」が起用されているほか、メンバーの大西流星、藤原丈一郎も声優として出演。『忍たま』ファンから「なにわ男子さんたちの演技が素晴らしかった」「いわゆるゲスト声優の違和感みたいなものがなかった」「エンドロールでようやくなにわ男子のお二人だったと気づいてビックリ」という称賛の声も続出している。
『聖☆おにいさん THE MOVIE』監督批判が飛び交う
その一方で、同じく公開3週目を迎えた『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』(松山ケンイチと染谷将太のダブル主演)は今回8位だったが、ネット上には酷評が相次ぐ事態となっている。
原作は漫画家・中村光氏が「月刊モーニングtwo」(講談社)にて連載中の人気作『聖☆おにいさん』だが、映画監督・福田雄一氏がメガホンをとった今回の『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』には「ダメな福田作品」「いくら福田雄一といえど、やって良いことと悪いことがあるだろ」「キャストが豪華なだけに残念すぎる」など、監督批判が飛び交っている。
福田氏は以前から起用した役者との“身内ノリ”を批判されることが多く、今作では特に佐藤二朗をアドリブ風にしゃべらせるシーンが「長すぎて苦痛」と指摘されている模様。しかし、「アドリブパート面白かったけどな」「福田作品は人によって合う、合わないがあるから……」という意見もみられる。