テープ類はないので、ただ首のうしろにかけて両端をダランと前に垂らすだけ。下を向いたり体を大きく動かす作業をしたりしなければ、手を放しても落ちてきません。

湯めぐりかけぽか カイロ
 特に温かいのは、首のうしろ。「温めぐり かけぽか」の面の部分が首のカーブに程よく沿ってくれて、ポカポカ。少しすきまができる首の横は、優しい温かさが伝わってくるくらい。5つのセルに分かれているため中の粉末が偏らず、どの部分もまんべんなく温かいのも特徴的です。

◆じんわり温まるので肩こり対策にもぴったり!

湯めぐりかけぽか カイロ
 ちなみに一般的なカイロの最高温度が60℃前後なのに対し、「温めぐり かけぽか」は約45℃。熱くなりすぎないから、肌に直接触れさせてもいいそう。

 肌に直接使うのが不安な場合は、インナーシャツ等の上からも使用可能です。

 熱く感じてきたら、その場でスルッと外すだけなので使い勝手もいいのでは。

 正直に言うと使う前は細さが心もとなかったのですが、逆にこれ以上太かったら温まりすぎてしまう気がするので狭めの幅で正解!

 重くないので、首にかけていても負担はほぼ感じません。

 寒さ対策としてはもちろん、首・肩こりがひどい筆者はPC作業中や読書中なんかにも日常使いしたいので、もう少しお財布に優しい価格だったらとっても嬉しい……。

◆洋服の邪魔にならない素材とカラー展開

 外出時はタートルネックやマフラーの下に仕込んでしまえば、まわりからは見えません。薄いカイロなので、洋服の下でゴワゴワしにくいところも高評価!

 ラベンダーカラーやミルクティーカラーもラインナップしているので、洋服の色に合わせて選んでもいいかもしれません。

 ドラッグストアや各種オンラインストア等で購入できるので、寒さが厳しくなる年末年始に長時間屋外で過ごす予定がある人は、チェックしてみてくださいね。

<文/高木沙織>

【高木沙織】

「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi