ハイビームとロービームは具体的にはどのように使い分けるべきでしょうか? シチュエーションごとに解説します。
 

対向車がいるとき

対向車が接近してきた場合は、すぐにロービームに切り替えましょう。ハイビームを続けると相手の視界を妨げ、事故の原因となる可能性があります。
 

前方を走る車に追いついたとき

前方車両のミラーにハイビームの光が映り込むと、ドライバーにとって非常にまぶしくなります。このような場合もロービームに切り替えて配慮しましょう。
 

街灯や照明が十分な道路

街灯が整備され、視認性が確保されている場合は、ロービームで十分です。無駄にハイビームを使用しないほうが良いでしょう。
 

街灯がなく車がない道路

暗い道で対向車や先行車がいない場合、ハイビームで視界を確保しましょう。ただし、対向車が見えた時点で減光する必要があります。
 

まとめ

夜間運転では、道路交通法に基づきハイビームが基本とされていますが、状況に応じたロービームへの切り替えが求められます。
 
減光等義務違反は違反点数がつき、罰金の対象にもなりますので、周囲の状況に注意を払いながら適切にハイビームを使用しましょう。
 

出典

警察庁 ハイビームの上手な活用で夜間の歩行者事故防止
e-Gov 法令検索 道路交通法
警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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