年賀はがきの料金が「63円」から「85円」へ! 「年賀状じまい」する予定の人はどれくらいいる?
2024年10月1日から、はがきを始めとする郵便料金が値上げされました。年賀状を毎年送ることが習慣になっていても、このことをきっかけに「そろそろやめどきかな」と感じている人がいるかもしれません。最近では「年賀状じまい」をする人が増えているようです。   そこで本記事では、「年賀状じまい」とは何かを解説し、値上がりした年賀はがきの金額をご紹介します。あわせて、年賀状の利用状況や上手に「年賀状じまい」するためのポイントもご紹介するため、参考にしてください。

「年賀状じまい」とは?

「年賀状じまい」とは、今回を最後に年賀状による挨拶を辞退することを伝える年賀状のことです。つまり、これまで年賀状をやり取りしていた相手に対して「来年からは年賀状を出さない」旨を伝えるものになります。
 
「年賀状じまい」する理由はさまざまで「出す枚数が減ってきたから」「終活の一環として」「オンラインで済ませられるから」などがあるようですが、年賀はがきの値段が上がったことも理由の1つに挙げられるようです。
 

年賀はがきはどれくらい値上がりしたのか?

2023年と2024年に郵便局から販売されたおもな年賀はがきの値段の比較を、日本郵便株式会社が公表している情報を基に表1にまとめました。
 
表1

年賀はがきの種類 2024(令和6)年の値段 2025(令和7)年の値段
無地 63円 85円
無地(くぼみ入り) 63円 85円
無地(インクジェット紙) 63円 85円
無地(インクジェット写真用) 73円 95円
ディズニー(インクジェット紙) 63円 85円
広告付 58円 80円
寄付金付絵入り年賀はがき 全国版 68円 90円
寄付金付絵入り年賀はがき 地方版 68円 90円

※筆者作成
 
上記の表によると、2024年と2025年とでは年賀はがきの値段が、1枚当たり22円値上がりしたことが分かります。
 

「年賀状じまい」する人はどれくらいいる?