発生した熱を外に逃がしにくい保温効果や吸湿・吸水速乾性、抗菌防臭においても効果を期待できるそう。

 次は、それぞれのデザインを見ていきましょう。

◆薄くて軽く、フィット感もあり! 他に心惹かれたのは…

ヒートテックとリヒート
左:「ヒートテック」、右:「リヒート」
「ヒートテック」と「リヒート」、それぞれのあったかインナーMサイズ(※)をハンガーにかけて並べてみました。パッと見ただけでは、色違いの同じ商品といってもいいくらい似たようなデザインです。

※「ヒートテック」:S・M・L・XLの他に、XS・XXL・3XLサイズもラインナップ(オンラインストアのみでの取り扱い)、「リヒート」:M・Lの2サイズのみ

ヒートテックとリヒート
 まず触れた感じですが、「ヒートテック」はなめらかで柔らかくしっとり。植物性オイル配合の極細繊維が使われているそうです。

 対する「リヒート」はサラッとした肌触り。ポリエステルには環境対応を考え、「RENU(伊藤忠商事株式会社の再生ポリエステル糸)」を使用。

ヒートテックとリヒート
 次は襟元。なんと「ヒートテック」は、襟元がシームレス!

 タイトなニットを着た時、襟元にインナーのラインやごわつきが出ないのは嬉しい気遣いです。

 一方の「リヒート」はリブありですが、8mmほど(独自に計測)で細くも太くもありません。ボリューム感のあるトップスを着る時であれば、ほぼ気にならない程度です。

 背中側は「リヒート」のほうがやや深め。デコルテや背中に開きのあるトップスを着る時、インナーがうっかり見えてしまう心配が少なくて済みます。

◆リブの長さや着丈も独自に調査!

ヒートテックとリヒート
 袖はどちらも8分丈ですが、「ヒートテック」のほうが2cm近く長めでした。

ヒートテックとリヒート
 リブは「ヒートテック」が1cm(独自に計測)、「リヒート」が2cm(独自に計測)で前腕でピタッと留まります。風が入ってきにくく、服の中でめくれ上がったりしにくいところはどちらも高ポイントです。