京都府京都市にある「PIECE HOSTEL SANJO」では、1月11日(土)〜13日(月・祝日)の期間、骨董とアートが交わるマーケット「物祝-monoiwai-」を開催する。入場料は無料だ。

縄文土器から着物やクラフトジンまで、日本のカルチャーに浸ることのできる3日間となる。

新旧入り混じるマーケット「物祝-monoiwai-」

「物祝(ものいわい)」という言葉には「物や言葉の状態にかこつけて縁起をかつぐこと 」という意味がある。

今回、第2回となる「物祝-monoiwai-」は、「日本の古き物と新しき物が交わり、物と人が新たな物語を紡ぐための祭り」をコンセプトに、MADE IN JAPANにフォーカスした骨董品や民藝、現代アートなど、多数のアイテムを取り揃えたマーケットだ。


会場には、器や着物など馴染み深いものから、浮世絵や縄文土器など普段目にすることの少ない歴史ある逸品まで、日本ゆかりのアイテムが集結。それぞれの商品を間近で鑑賞し、手にとって吟味できる。

出展者は、オカルトコレクターの田中俊行氏、調香家のSi oux氏、“2022 Miss SAKE”の飯沢もな氏、文様作家のApsu shusei氏らだ。

注目ラインナップ

会場には、各業界で注目のアーティストや作家がセレクトした骨董品を販売するセレクトショップが登場。アイテムを通して、セレクトした人の感性を追体験できるかもしれない。

また、日本各地の気候や風土に応じて発展し、受け継がれてきた日本の酒造りを味わってもらうべく、2022 Miss SAKEの飯沢もな氏がセレクトした日本酒を用意。そのほか、深川蒸留所のクラフトジン、京都のクラフトビールも多数ラインナップする。

2024年12月、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定した。この機会に、味覚や嗅覚でも、日本の歴史を味わってみよう。

第1回「物祝」の様子