1.「草石蚕」をひらがなにすると「〇ョ〇〇」になります。
2.本格的なおせち料理に、ワンポイントで入ってます。
3.かわいいというか気持ち悪いというか、独特の見た目が特徴。
正解は…
正解は「チョロギ」でした!
シソ科の多年草で、実ではなく塊茎(根っこの膨らんだ部分)を食べます。
塊茎は小さい巻貝のような、ソフトクリームのような不思議な形です。
真っ赤に酢漬けしたものが、おせちの黒豆によく飾られますね。
漢字は「草石蚕」の他に、「玉環菜」「甘露子」と書きます。
縁起のいい当て字として、「長老喜」「千代老喜」が使われることも。
「草石蚕」は熟字訓
「草石蚕」は3文字揃って初めて「チョロギ」と読みます。
つまり、「草石」を「チョロ」、「蚕」を「ギ」とは読みません。
このような言葉は「熟字訓(じゅくじくん)」といいます!
実は育てやすい「草石蚕」
「草石蚕」には「クビレイモ」「ネジリイモ」「ジイナモ」などの呼び方もあります。
実は育てやすい植物で、春に植えれば11月には収穫できます。
おせちに間に合いますね!
第3問「罌粟」
最後の問題は「罌粟」!
この漢字、初めて見る人も多いのでは?
早速ヒントを見てみましょう。
「罌粟」の読み方のヒントは?
1.春から初夏にかけて花が咲きます。可愛らしいので切り花として人気があります。
2.俳句では初夏の季語です。
3.育ててよい「罌粟」と、育ててはいけない「罌粟」があります。
4.『彼は罌粟からは阿片の採れることを知っていた。』フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン「紅い花」より引用
もうおわかりですね!
正解は…
正解は「ケシ」でした!
「罌粟(ケシ)」は、「芥子」とも書きます。「芥子」は本来「からし菜」の種のことですが、今は定着して使われています。