1週間の帰省中、自宅の「エアコン」をつけっぱなしだったことが発覚! 12畳のリビングで「電気代」はいくらになる? 消し忘れを防ぐ方法は?
長期の帰省や旅行から帰ってきたらエアコンがつけっぱなしだった……そんな経験をしたことはありませんか? 消し忘れは誰にでも起こりうるものですが、電気代がどれほどかかるのかは気になるところです。   本記事では、12畳用エアコンを1週間つけっぱなしにした場合の電気代を具体的に計算。消し忘れを防ぐ方法も解説します。

▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介

12畳のエアコンは1週間つけっぱなしでいくらになる?

エアコンなど電化製品にかかる電気代は、以下の計算式で求めます。
 
電気代=消費電力(ワット)÷1000×使用時間(時間)×1キロワットアワーあたりの電力単価(円)
 
外気温や部屋の断熱性などによって当然変わってきますが、目安の数字にはなるはずです。
 
例えば、あるメーカーの12畳用エアコンを参考に暖房時消費電力が810ワット、電力単価が31円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力単価を利用)とすると、1時間あたりの電気代は以下の通りと計算できます。
 
810(ワット)÷1000×1時間×31(円)=約25.1円
 
つまり、1週間(168時間)つけっぱなしにしていた場合は、約4217円という大きな出費になってしまうのです。
 
消費電力は使っているエアコンの取扱説明書、電力単価は検針表や電力会社のウェブサイトで調べられます。自分の場合はいくらくらいになるか、計算してみましょう。
 

エアコンの消し忘れを防ぐ方法

前述した通り、消費電力810ワットのエアコンの電気代は1時間あたり約25.1円です。長期の旅行でなくても、例えば10時間外出してつけっぱなしにした場合、約251円の無駄が発生します。そのため、普段から消し忘れを防ぐことが重要です。
 
次の3つの方法を活用して、エアコンの消し忘れを防ぎましょう。
 

エアコンをつけるとともに「切タイマー」を設定する習慣をつける