出典:株式会社バンダイ「小中学生のお年玉に関する意識調査」を基に筆者作成
お年玉の増額については、小学3年生と中学1年生の子どもに対して「昨年より増やした」と答えた人が多いようです。低学年から中学年になった際や中学に進学した際が、金額を変更するタイミングになりやすいのでしょう。
また、5人に一人が小学生になってからお年玉をもらい始めていることが分かっています。
親が子どもにお年玉をあげない理由にはどのようなものがある?
親からお年玉をもらったことがない人が、もらったことがある人の話を聞くと、なぜ自分はもらえなかったのか理由を知りたくなるかもしれません。親がわが子にお年玉をあげない理由には、以下のようなものがあるようです。
●自分が子どものころ親からもらっていなかったので、それが普通だと思っていた
●祖父母や親せきからもらうものだと思っていた
●子どもがまだ小さいのであげていない
とくに子どもがまだ小さい家庭では、お金を渡しても自分で管理できないこともあり、お金以外のものをお年玉としているケースもあるようです。親からお年玉をもらったことがないという人は、そのような形でプレゼントをもらった記憶がないか思い返してみるとよいでしょう。
親からお年玉をもらっていない人の割合は約4割なので「少数派」ともいえない
株式会社バンダイが行った調査の結果によると、お年玉をもらう相手として最も多いのは「祖父母」で、親からもらっている人も全体の6割程度はいることが分かっています。親からもらったお年玉の平均金額は5481円となっており、中学2~3年になると7000円以上もらっている子どももいるようです。
今回の事例では「親からお年玉をもらっていない人は少数派なのか?」ということですが、約4割は親からもらっていないことが分かっているため、少数派とは考えにくいでしょう。
また、親が子どもにお年玉をあげない理由には「自分ももらっていなかったから」などが挙げられていますが、お金ではない形であげていた家庭もあるようなので、そのような記憶がないか小さいころを思い返してみることをおすすめします。