“Don’t put all your eggs in one basket (すべての卵を一つのカゴに盛るな)”

この格言を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
欧米で古くからあることわざで、投資においても基本の考え方として知られています。どういう意味かご存知でしょうか?

卵をたくさん買ったとします。一つのカゴに入れておくと、うっかりそのカゴを落としてしまったときに、すべての卵が割れてしまいますよね。

卵はいくつかのカゴに分けて持とう、そうすればもし一つのカゴの卵が割れてしまっても、他のカゴの卵は割れずに残る、という意味なのです。

投資の基本も同じで、大事なのは「ひとつに集中させず、分けること」。これが「分散投資」の考え方です。

「そんな話は基本中の基本だよ」と思っている投資経験者の方もいらっしゃるかもしれませんが、あらためて、分散投資について考えてみませんか?

具体的に分散投資とは何をすれば良いのでしょうか。分散の方法にはいくつかありますが「地域の分散」「資産の分散」「時間の分散」が主な方法と言えるでしょう。投資する地域、資産、タイミングを分散させることで、それぞれ個別の対象資産が持つリスクを分散させて、ポートフォリオ全体としてのリスクを低減させる手法です。

「時間の分散」に関しては先週お届けしたブログ「<資産運用のキホンの話>「積立」でかしこく投資しよう」でお話しました。今回は、「地域の分散」についてご説明しましょう。

「地域の分散」とは?

分散投資のひとつの方法として「地域の分散」があります。

THEOの地理的分散イメージ

例えば、日本国内の株式だけに投資した場合を考えてみます。地域を限定した場合、日本独自のリスクにさらされる可能性があります。

世界経済と日本の経済成長を比べてみましょう。IMFが発表している世界の経済成長率では、世界に比べて日本は、2018年の見通しで2.6%、2019年の見通しでは2.8%下回っています。

出所:IMF「World Economic Outlook」 October 2018

もし世界経済が成⾧するなかで、日本だけがこの先も低成⾧にとどまった場合、どうなるでしょうか。日本の企業の業績が悪化すれば、国内の株式も低調になってしまいます。その場合、日本の株式のみを保有している人は、自分が保有する資産の成⾧もあまり見込めません。これが、地域を限定した場合のリスクです。

同一地域の資産は、似通ったリスク特性を持っていることが多いため、地域を限定せず、世界のあらゆる地域に分散して投資をすることで、個別地域のリスクを大きく背負うことなく、リスクを分散させるという考えが必要になります。

要するに、景気の良い国、良くない国、先進国、新興国、経済の状況はさまざまなので、それぞれに対して資産を分けて投資を行うということです。

金融市場やテクノロジーの発達で、私たちは世界中の資産に分散投資ができるようになりました。THEOでは、最大30種類以上のETF(上場投資信託)に投資することによって、実質的に世界数十カ国への投資を行なっています。

これらのETFをさらに分解するなら、投資先資産(株式、債券、コモディティ、不動産等)のバリエーションは世界86の国・地域にわたり、 最終投資対象は11,000銘柄以上という豊富さを誇ります。

同じような投資を自分で行おうとすると、膨大な手間と時間がかかり、コストもかかります。

手間のかかる作業はTHEOの自動運用にまかせ、楽しい毎日を過ごすというのも、現代人の賢い選択と言えるのではないでしょうか。

前回、今回で「時間の分散」「地域の分散」をお届けしてきた”資産運用のキホンの話”。
次回は「資産の分散」をお届けします。

THEOの運用を自分でやってみたらどうなる?
「THEOが行っている運用って、自分でやったら年率1.0%より安くできますか?」というお問い合わせをいただいたことがあります。
そこで、今回この疑問・誤解に答えるべく、運用報酬1.0%(年率・税別)でTHEOが行っているのと同じ取引を、一般のお客さまが他の証券会社の証券口座で自分で行うとどうなるかを検証してみます。

投資一任運用サービスTHEOに係る手数料等及びリスクについてhttps://theo.blue/policy/cost-risk

株式会社お金のデザイン
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会

© 2018 Money Design Co., Ltd.

>提供・オカネコ(お金の専門家にチャットですぐ相談できるWebマガジン)

【こちらの記事も読まれています】
平均貯金額を【年代・世帯別】に紹介!子育てや老後に必要な貯金額と賢く貯めるコツも解説
家計簿をつけているのに、お金がたまらないのは、なぜ?
FPに相談するとはどういうことなのか?
40歳の平均貯金額は?教育費や老後にかかる費用と貯めるコツ5選
国立大学の学費はいくら?生活費や留学費用など大学生活でかかる各費用を解説