▼実家の物置で「鳳凰」の描かれた100円玉を発見! 昔のお金は今も使える? 高く売れる場合もあるの?
聖徳太子の肖像画のお札はいつまで発行されていた?
実際に聖徳太子の紙幣を見たことがないという世代でも、かつて聖徳太子の紙幣があったという情報は知っている人が多いでしょう。聖徳太子の紙幣というと「1万円札」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は1万円札以外の紙幣の顔としても聖徳太子の肖像画が採用されていました(図表1 )。
図表1
金種 | 発行開始日 | 発行停止日 |
---|---|---|
1万円札 | 1958年12月1日 | 1986年1月4日 |
5000円札 | 1957年10月1日 | 1986年1月4日 |
1000円札 | 1950年1月7日 | 1965年1月4日 |
100円札 | 1946年2月25日 | 1956年6月5日 |
日本銀行 その他有効な銀行券・貨幣をもとに筆者作成
図表1より、聖徳太子の紙幣は多くの金種の紙幣で採用されていたことが分かります。そのすべてが昭和期間に発行されたものであり、1986年を最後に聖徳太子の肖像画の紙幣は発行停止となっています。