「次の日、夫は夕食の時間になっても現れず、連絡も取れません。結局、朝食・昼食・夕食はすべて廃棄し、夫の翌日以降の食事についてはその日のうちにキャンセルしました。その状況を怒りにまかせてLINEに書き綴りましたが、夫から連絡が来たのは翌朝です」
◆“出産祝い”で友人と朝方まで飲み続けていた
なんと夫は、友人から出産祝いをしたいと言われ、「家で寝る」と言って帰った日から翌日の朝方までアルコールを飲み続けていたことが判明。朝、自宅へ戻って「ちょっと寝るつもりが爆睡してしまった」と謝ってきたのです。
「夫は、そういうヤツなのです。人柄はいいのですが、優柔不断で、だらしない。友だちから飲みに誘われると断れないし、1人だけ帰るとも言い出せないのです。そんな夫をやさしいと勘違いして結婚してしまった自分にも怒りがわきました」
◆退院後に待っていたのはコバエが飛び交う汚部屋
そして退院後、ミワさんはさらに怒り狂うことになります。新生児と、病院へ迎えに来てくれた夫とともに自宅へ戻ったミワさんは、汚部屋のような状態に絶句。汁だけ残ったカップラーメンに、お弁当や総菜の空容器などがテーブルの上に散乱し、コバエまで飛んでいます。
「たった数日とは思えないほど凄惨な状態でした。私が怒っても『本当にごめんね。ごめんなんだけど…、このあと友だちが出産祝いしてくれるらしいから、ちょっと出かけてくるね』と言い、私が泣いている子どもあやしている間にサッといなくなったのです」
自宅にいるときはスマホゲームに熱中して夜になると飲み歩き、「許せない!何のために休みを取ったの?」と怒っても、「あ~、ごめん、ごめん」と、のらりくらり。結局、いままでよりゲームの課金が増え、飲み代も1週間で2万円以上かかったと言います。
◆飲みに出た夫と入れ違いでやってきた義母
「仕事がはじまる前々日になると気も引き締まったのか、『学校を卒業してからずっと仕事をしてきたから、休暇が取れたことで解放的な気分になっちゃった。羽根、伸ばしすぎたね。ごめんね』と謝ってきましたが、『今夜が最後だから』と飲みに行ってしまったのです」