自衛官の業務からキャリア、有事への思いや恋愛事情まで、いろいろな話を聞くことができました。
また、戦争を放棄しているはずの日本で戦闘機の保有や演習が必要な理由、災害救助時に陸・海とどう連携するのかなどもお聞きでき、なんとなくでしか知らなった自衛隊について理解が深まるきっかけにもなったと思います。
◆女性自衛官はモテるらしい? 職場結婚が多し
ちなみに、恋愛や結婚は自衛官同士というケースも多いとのこと。仕事への理解が得やすいほか、国防という同じ志を持っていたり、過酷な訓練などを通じて相手の本質が見えたりすることで、居心地のいい相手を見つけやすいようです。
男性比率の高い自衛隊、女性自衛官はモテるらしいですよ。一方で、別れた後が気まずそうだから基地内では恋愛したくないという女性自衛官の方や、猛アタックの末に20代前半で職場結婚をしたという女性自衛官の方もいらっしゃいました。
参加前は自衛官にちょっぴり怖そうな印象もありましたが、どの方もとてもフレンドリーで人間味があり、笑いと興奮に包まれた2日間となりました。一方で、規律正しい生活を体験し、自衛官の方々の熱い思いにも触れたことで、頭が下がる思いでもあります。
◆「知る」ことの大切さを実感した
自衛隊への受け止め方は人それぞれかと思いますが、今回『女性のための自衛官体験』に参加したことで、「知る」ことの大切さを改めて実感したというのが率直な思いです。
世界ではいまなお戦争があり、日本においても自然災害のリスクが高まっている今日、私たちが平和に安全に暮らしていくためにはどうすればいいのか。何が必要で何が不要なのか。そして変哲もない毎日があたりまえに繰り返される幸せ……。
軽い気持ちで申し込んだ私でさえ帰りの飛行機でそんなことを考えたほど、楽しさにプラスして学びも多かったイベントだったと思います。