石油ストーブで灯油代は、工夫によって部屋が効率よく暖かくなり、灯油代の節約にもつながります。本項では、石油ストーブで灯油代を節約する2つの方法について確認していきましょう。
  

暖かい空気を逃がさない

 
石油ストーブの灯油代を節約するためには、部屋の中の暖かい空気を逃がさないことが大切です。暖かい空気が逃げるとストーブを長時間使用する必要が出てきて、その分灯油の消費量が増えてしまいます。
 
ドアの隙間をふさいだり、窓に二重カーテンや断熱シートを取り付けたりすることで、暖かい空気を逃がさないようにしましょう。ただし、石油ストーブを使う際は定期的に換気をする必要があります。
 

部屋の空気を循環させる

 
暖かい空気は天井に、冷たい空気は足元にたまりやすいため、石油ストーブを使用してもなかなか部屋全体が暖まらないことがあります。
 
サーキュレーターを使って空気を循環させることで、部屋の温度が均一になり、より暖かさを実感しやすくなります。その結果、石油ストーブの使用時間が短くなり、灯油代を節約することが可能です。
      

石油ストーブを安全に使うための主なポイント

 
石油ストーブを安全に使うための主なポイントは、次のとおりです。

●ほこりがたまっている場合は取り除く
●昨シーズンの灯油は使用しない
●給油口のふたがしっかり閉まっているか、漏れがないかを確認する
●スプレー缶やカセットボンベは近くに置かない
●就寝時や外出時には必ず火を消す
●1時間に1~2回は換気する
●石油ストーブに長時間当たらないようにする

例えば、石油ストーブの近くにカセットボンベやスプレー缶があると、破裂や爆発の危険があるため、必ず遠ざけておきましょう。
また、1時間に1~2回程度の換気を行うことで、一酸化炭素中毒のリスクを軽減できます。
 
石油ストーブは非常に暖かく便利なものですが、安全に使用するためには十分な注意が必要です。
 

石油ストーブは、安全を最優先にしながら節約して使おう!