Yuinchu(ユインチュ)で、多様な目的に合わせたカフェやコーヒースタンドの立ち上げ・運営のサポートをしているHYPEN TOKYOは、自社で運営する店舗として2店舗目となる「HALO(ハロー)」を中目黒エリアにオープンした。

カフェとしての利用だけでなく、ポップアップショップやワークショップなどのイベント、撮影・配信など目的に合わせたレンタルスタジオとしての利用も可能な店舗だ。

コミュニケーションが生まれる場「HALO」


「HYPHEN TOKYO」は、カフェやコーヒースタンドを飲食の場という概念で捉えるのではなく、社会のインフラとして機能し、新しい場へと進化させるという概念のもと事業を展開。1店舗目となる「OPEN NAKAMEGURO」は、「開かれた場所」をコンセプトに誕生した。

中目黒駅から徒歩5分の場所で、コーヒースタンドという機能を持ちつつ、展示会や撮影スタジオとしても利用できるなど、この場を活用して表現をしたい人の「多様な目的を受け入れ、コトを起こせる場」としての役割をもっている。

今回オープンした「HALO」は、バス停「自然園下」の目の前で、中目黒駅や祐天寺駅からは徒歩15分ほどの場所に位置する。

閑静な住宅街にある築50年の共同住宅のリニューアルに伴い、「50年後も魅力的な場所であり続けるために、共用空間で人々のコミュニケーションが生まれる場をつくり、共同住宅とエリアの魅力を継続して育てていく仕組みをつくる」という考えのもと誕生した店舗だ。

地域に詳しいインクアーキテクツがハード面をデザイン


コンセプト設計や空間設計は、共同住宅のリニューアルを手掛ける建築設計事務所のインクアーキテクツの協力のもと実施した。

店舗設計などハード面のデザインはリニューアルを通して地域のことをよく知るインクアーキテクツが担い、Yuinchuはこれまでの知見を活かして、コミュニケーションが生まれる装置となるソフト面のデザインや店舗運営を担っている。