お年玉が家計に与える影響についての同調査では、「負担になる」と答えた人が33.4%、「どちらかというと負担になる」とした人が39.8%となり、負担を感じている人が7割以上を占めていることが明らかになりました。
お年玉をもらっていた年齢
株式会社扶桑社の「お年玉に関するアンケート」は、20~40代の読者280人を対象に、お年玉をもらっていた年齢を調査しました。結果は表1の通りです。
表1
22歳まで | 60票 |
18歳まで | 53票 |
20歳まで | 51票 |
今ももらっている | 30票 |
15歳まで | 11票 |
出典:株式会社扶桑社 お年玉に関するアンケートを基に筆者作成
多くの人が高校や大学を卒業するタイミング、あるいは成人を迎える時点でお年玉をもらうのを辞めたと答えていますが、意外にも「今ももらっている」という人が30票もあり、その最年長者は47歳という結果になりました。
30歳で両親から10万円のお年玉をもらっても贈与税の対象にはならない
お年玉が高額であっても、社会通念上相当と認められる金額であれば、贈与税がかかることはありません。贈与税の対象外となる金額は年間110万円までであるため、10万円のお年玉で贈与税を心配する必要はありません。
ただし、110万円を超える金額を受け取った場合、その超過部分には贈与税が課税される可能性があります。お年玉の金額は、渡す相手との親密度にも影響されることが多く、親しい家族や親戚には多めに渡す傾向です。
しかし、家計における負担を感じている人が多く、7割以上の人が何らかの負担を感じているという結果も示されています。
また、意外にも成人後もお年玉をもらっている人が一定数いることがわかり、最年長では47歳までお年玉を受け取っているという事実も明らかになりました。